000.  p型無機固体(特に酸化物)の応用例


無機固体化学 の単元です。

小単元

概要

 温度上昇伴って比抵抗が大きく変化する物質サーミスター(Thermistor)いう p型半導体導電率温度対して非常に敏感である例えば温度が50℃上昇すると比抵抗が10分の1なるいうようにそこで右図のようにp型半導体酸化物に直流電源と電流計つなげば温度電流で読み替えて検知することが可能になる→非常に精密な温度計
しかも極めて小さい領域の温度計測できる
電子体温計電子レンジ炊飯器冷蔵庫エアコンコピー機ウォシュレットなどの温度管理など
   自動車ガソリンタンク液面センサガソリン不足になると点灯する警告ランプ原理
    @p型半導体に常に定電圧かけておくAジュール熱で加熱されるBやがてジュール熱と放熱が釣り合って定温度定電流ころに落着く
    センサガソリン中にあれば放熱量が大きいから低い温度で落着く電流も低いしかしガソリン減ってきてセンサ空気中に顔出すと放熱が少なくなって高い温度で落着く電流高い定電流越えたら警告ランプ点灯するような回路組込んだものが自動車ついている

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