鉄の腐食と不働態化


無機・分析化学応用実験 の単元です。

小単元

概要

1)腐食2)

フェノールフタレイン2mgはかり取りエタノール2mLに溶かすこれに水加えて3mLとしフェノールフタレイン溶液するKCl 0.1gとフェリシアンカリウム0.1g10mLの水に溶かすそれにフェノールフタレイン溶液0.5mL加えるそれ寒天固める-PETフィルム紙やすり磨き清浄な面露出させる寒天上に密着させそのまま静置する寒天上の色の変化スケする
 考書電気化学測定法技報堂出版p23腐食駆動力
→関連実験エレクトロクロミズム表示デバイス電気→色出力デバイス

   
寒天溶かし方左図 紙やすり研磨中央図 出来上がり右図

?設問pH-電位作成し各色の領域でどのような反応が起きているか示せステンレス錆びさせるにはどうしたらよいか? 濃硫酸中で溶解させるにはどうしたらよいか?

こぼした試薬ビーカー入れるなんて言語道断! 試薬絶対にこぼさない!

試薬
フェリシアンカリウム3)4)

経緯
応用物質工学実験T(1992) 1-9

基礎
電気化学授業計画5)

発展
金属腐食チング加工6)
アルミニウム陽極酸化アルマイト加工 7)
ステンレスアルミニウム不働態化8)

考文献
基礎的電気化学プロセス9)
腐食防食10)
腐食反応その制御 : 原理応用目次11)


鉄の腐食
立花和宏, 研究ノート, (2006).

電気化学の授業計画,特になし
仁科 辰夫, 電気化学, 講義ノート, (2007).

金属の腐食(エッチング加工),表面加工とエネルギー変換
遠藤 昌敏, 無機・分析化学応用実験, 講義ノート, (2007).

アルミニウムの陽極酸化(アルマイト加工) ,表面加工とエネルギー変換
遠藤 昌敏, 無機・分析化学応用実験, 講義ノート, (2007).

ステンレスとアルミニウムの不働態化,2007年(平成19)エネ変
立花 和宏, エネルギー変換化学特論, 講義ノート, (2007).

(1IronFe, FW = 55.847 g/mol, (化学種).
(2鉄の腐食
立花和宏, 研究ノート, (2006).
(3フェリシアン化カリウムPotassium ferricyanideK3[Fe(CN)6], FW = 329.2481 g/mol, (化学種).
(4IronFe, FW = 55.847 g/mol, (化学種).
(5電気化学の授業計画,特になし
仁科 辰夫, 電気化学, 講義ノート, (2007).
(6金属の腐食(エッチング加工),表面加工とエネルギー変換
遠藤 昌敏, 無機・分析化学応用実験, 講義ノート, (2007).
(7アルミニウムの陽極酸化(アルマイト加工) ,表面加工とエネルギー変換
遠藤 昌敏, 無機・分析化学応用実験, 講義ノート, (2007).
(8ステンレスとアルミニウムの不働態化,2007年(平成19)エネ変
立花 和宏, エネルギー変換化学特論, 講義ノート, (2007).
(9基礎的電気化学プロセス
藤嶋昭, 相澤益男, 井上徹著, 電気化学測定法, 技報堂出版, (1984).
(10腐食と防食
山下正通、小沢昭弥, 現代の電気化学, 新星社, (1990).
(11腐食反応とその制御 : 原理と応用(目次)
H.H.ユーリック著/松田誠吾, 松島巖共訳, 腐食反応とその制御 : 原理と応用, 産業図書, (1968).

関連の展示品

参考文献書籍論文 ・URL)