⇒#363@卒論;
2006
卒業論文
植物系食材におけるヒドロキシルラジカルと過酸化ラジカルの消去能計測
卒業論文、修士論文、博士論文
2005
2006
地球上のほぼ全ての生命を支えている酸素も、活性化すると多くの生体成分と反応してその機能や構造を破壊してしまう。従って生命機構を維持するためには、生体内の代謝の過程で発生する過剰な活性酸素を消去する必要がある。活性酸素の消去には、酵素反応によるものと、抗酸化物質によるものがある。植物系食材には様々な抗酸化物質が含まれているが、その中で最も強力なのがアスコルビン酸1)である。本研究では、アスコルビン酸を多く含む食材を対象にしてヒドロキシルラジカル2)(・OH)と過酸化ラジカル(ROO・)の消去能を計測し、消去能が最も高い食材を探索する。
【後輩】
過酸化ラジカル(仮)3)
(
1) 
L(+)-アスコルビン酸, 
, 
C6H8O6,
=
176.12592 g/mol, (
化学種).
(
2) 
ヒドロキシルラジカル, 
Hydroxyl radical, 
HO・,
=
17.00734 g/mol, (
化学種).
(
3) 
過酸化ラジカル(仮)中嶋 耕資,
山形大学 物質化学工学科,
卒業論文 (
2013).