大学生活における受講成果の公開

山本 圭織

情報処理概論

授業 学んだこと
第一回

第二回 課外課題

  • 情報機器の用途
  • この製品の名称:ISDNルータ YAMAHA RTA50i
    ISDN回線とは、アナログ回線(電話回線)を使用したデジタル通信網のこと。通話とデータ通信を同時に行うことができるが、通信速度は遅い。1990年代から利用者が急増し、30年以上経った今でも利用されている。
    しかし、光回線が普及し利用者が減少したことや設備が老朽化し機能維持が不可能になる可能性があるため、2024年1月をもって一部サービスが終了する見込みである。
    この製品はISDN回線とLANを接続できるISDNルータで、コミュニケーションサーバとしても利用できた。PHSのPIAFS規格によるアクセスサービスを提供した。PHSを使って、29.2kbpsのダイアルアップ接続を可能にした。

    引用元

    第五回 課外課題

       
    1. レポートや卒業論文で、論文代行を使ってもよいか。


    2. レポートは、受講している学生が授業内容をしっかり学び単位を認定してもよいレベルかチェックするものであり、卒業論文は、卒業させてもよいかチェックするためのものだと考えました。 したがって、それらに代行を使用してしまったらチェックすることができないため、使用するべきではないと思います。  
    3. 国内総生産(GDP)の2倍強の国債残高を減らすために、どのような行動をするか。


    4. 私は国債残高を減らすために必要なことは
      ・経済を成長させ、税収を増加させること
      ・無駄な経費を削減すること
      だと考えました。 そのため私にできることは、沢山買い物をすることや税金の使い道が不透明な政治家に投票しないことだと思いました。  
    5. コロナ禍でのアクションプラン


    6. 授業の受講や英会話など、対面ではなくリモートでもできることはリモートを活用することが重要だと思いました。また、誰かと会うときや外出するときはコロナウイルスの感染対策もすることも大切だと思いました。

    無機工業化学

    予習報告書

       
    1. テキスト「最新工業化学」の予習


    2.  私は工業製品の無機化学材料として、鉄を選びました。鉄は安価で加工性がよく、強度に優れた構造用材料であるため様々な場所に使用されています。
      また、鉄は鉄鉱石(主に酸化鉄)を高炉を用いてコークスで還元して製造されます。
       自然科学としての化学と工学としての化学の違いについて、私は 物質そのものや化学反応について研究するのが自然科学としての科学であり、
      その研究によって判明した事実を利用して私たちの役に立つものを製造するために研究するのが工学としての化学だと考えました。
    3. テキスト「現代の電気化学」の予習


    4.  私は工業製品としての無機化学材料として、セラミックスを選びました。セラミックスは半導体を製造する際に用いられています。
      また他にも、基盤として高密度による熱拡散の問題を解決するために放熱特性の良いセラミック基板が使用されています。
       現在、半導体は家電製品や電子機器に使用されているだけでなく、太陽電池にも使用されています。太陽電池は半導体のp-n接合の性質を用いることでエネルギーを集めています(光起電力効果)。
      このように、工業化学によって生み出されたものがエネルギーを作る手助けになっています。
       
    5. テキスト「工場のしくみ」の予習


     私は工業製品として、自動車を選びました。工場での自動車の製造は5つの工程に分けることができます。大型プレス機を用いてフェンダー・ドア・ボンネットなどをつくるプレス加工、
    自動プレス機で加工された部品を溶接してボディの骨格を形づくるボディ工程、ボディを洗浄した後何重にも施される塗装工程、エンジン・内装品等数千点におよぶ部品を取りつける組立ぎ装工程、
    検査場で一台ずつ行われる検査工程の計5つです。
     “製造”工程は上記の5つですが、実際には販売計画や生産計画、資材発注など製造以外の多くの工程を経て生産・出荷されているため、工場でのモノづくりには想像以上に沢山の人達が関わり、数多くの段階を踏んでいることが分かりました。

    品質管理

    予習報告書

       
    1. テキスト「計量管理」の予習


    2.  私はテキスト計算管理第5章「測定の信頼性の確保と評価」の単元を選びました。トレーサビリティとは、個々の校正が不確かさに寄与する、切れ目なく連鎖した、文書化された構成を通して、測定結果を参照基準に関係づけることができる測定結果の性質のことを指します。
      日本では、計量法に基づいてトレーサビリティを確保するための計量法トレーサビリティ制度が運用されています。測定結果のトレーサビリティを確保することが、モノの品質を一定に管理するために重要です。また、測定器の校正をすることは測定の信頼性を確保するための中心手段です。
       
    3. テキスト「工場のしくみ」の予習


    4.  私はテキストから、第6章「開発・設計のしくみ」の単元を選びました。開発・設計の仕事はステップに応じて、製品企画→製品開発→設計→試作と分けることができます。技術革新のスピードが速くなるにつれて、製品ライフサイクルが短くなっています。こうした市場環境の変化により、
      短期間で多くの製品を開発設計する必要性が生じるなど、開発・設計環境も大きく変化してきています。
       しかし、製品の品質を一定に保つためには、製造工程だけでなくそもそも品質にばらつきが生じないように開発設計することも重要であるため、開発・設計工程でも品質について考慮する必要があると思いました。
       
    5. テキスト「工業技術基礎」の予習


    6.  長さの測定器具として、ノギスがあります。ノギスは外径・内径・幅・深さなどを測定する測定器で、アナログ表示のノギスは本尺とバーニヤのメモリを読んで測定します。
       質量の測定器具として、電子天秤があります。より精度の高い測定を行う場合は精密電子天秤を使用します。
       体積(容積)の測定器具として、メスシリンダーやメスフラスコなどがあります。これらは実験の制度によって使い分ける必要があります。
       温度の測定器具として、ガラス温度計や電子温度計があります。ガラス温度計は簡便であるためもっともよく用いられます。電子温度計は使用の範囲が広く、温度測定の幅も広く、迅速に測定することができます。
       pH測定器具として、pH試験紙やpH計があります。pH試験紙は、pHの値の測定範囲が広く、おおよそのpHを測定するのに便利です。pH計は、試験溶液中にガラス電極を浸し、溶液の酸性・アルカリ性の強弱を電気的な信号に変換して測定する方法です。
       
    7. python-colabの動作確認


     収集したデータをPythonで解析することによって、製品の品質について調べることができます。毎日数万もの製品を生産しているような工場や、食料品を製造している工場については一つひとつの品質を検査することは不可能です。
    したがって、製品のうちのひとつを検査しPythonを用いて統計を取ることで、効率よく品質管理することが可能になると思いました。

    エネルギー化学

    予習報告書

       
    1. テキスト「現代の電気化学」の予習


    2.  私は材料として、携帯電話やノートパソコンなどのリチウムイオン電池にも使用されているコバルトを選びました。
      テキスト現代の科学132ページの表5.7「金属の電解採取プロセスの例」より、コバルトを1トン得るために4200km・hのエネルギーが必要だと分かりました。
      他にも、リチウムイオン電池の材料として使用されているマンガンは1トンあたり8000km・h、ニッケルは1トンあたり1900km・hのエネルギーが必要です。
      現在、携帯電話やノートパソコンは必要不可欠な工業製品ですが、その材料の一部を製造するだけでも多くのエネルギーが必要になることが分かったため、
      できるだけ長く同じ製品を使うように心がけたり、正しい方法で廃棄することが大切だと思いました。
       
    3. テキスト「最新工業化学」の予習


    4.  エネルギー貯蔵のための方法として、鉛電池を選びました。鉛電池は構成材料コストが低いため、二次電池として好まれています。
      また、正極の酸化鉛と負極の鉛から構成されており、酸素発生過電圧と水素発生過電圧が大きいことで単セルあたり2.0Vという電池電圧を形成することが特徴です。
       エネルギー貯蔵には化学(反応)が関係しています。例えば、上記で紹介した二次電池である鉛電池は、主に鉛の化学反応によってエネルギーを貯蔵しています。
       
    5. テキスト「工業技術基礎」の予習


     自宅にあったPanasonicの単四電池の電圧を測定したところ、1.486Vでした。電池の表面に記載されていた電圧は1.5Vで、この電池は既に使用したことがあるため、測定した電圧の精度は良いと思いました。
     エンジニアには、このような測定器具の取り扱い方や測定結果の信頼性についての知識・技術が必要だと思いました。測定するものそれぞれに適した測定法を用いることや、測定により得られた数値にはどれくらいの信頼性があるのか、
    誤差や不確かさを考慮しているかは正確な情報を得るうえで必要不可欠であるからです。