イーサネットスイッチのスケッチ

 LANに接続する集線装置としてハブがある。ハブはあるポートに接続したコンピュータが送出したデータをすべてのポート、デバイスに届ける。一方でスイッチは通信する当事者のポート同士だけを接続するハードウェアを備えており、ハブより効率が良い。通常、OSI参照モデルのデータリンク層(第二層/レイヤ2)で動作したり、 時にOSI(オーブンシステム相互接続)リファレンスモデルのネットワーク層(第三層/レイヤ3)で動作したりするため、あらゆるプロトコルに対応している。LAN構築に使われるスイッチはLANスイッチと呼ばれ、イーサネットの場合、イーサネットスイッチと呼ばれる。

 まとめると、ハブと同様スイッチも集線装置の機能を持つが、特定のMACアドレスにデータを転送することが可能な点がハブとは異なる。 スイッチはLAN内のパケット通信におけるフィルタリング機能・伝送機能を果たす。(イーサネットを行き来するデータは、送信元や宛先を識別するために、 個々のLANアダプタに割り当てられた固有のアドレス、すなわち「MACアドレス」を利用している。)

参考文献 著者名:Mynavi Corporation  ウェブページタイトル:スイッチを使うメリットとは? ウェブサイトの名称:TECH+ Powered by マイナビニュース
更新日時:2012/01/31 09:00
参照年月日:2021/05/29
https://news.mynavi.jp/article/networkswitch-1/

著者名:FS
ウェブページタイトル:ハブ、スイッチ(スイッチングハブ)、ルーターとは?それぞれの意味の違いについて解説
ウェブサイトの名称:FSコミュニティ
更新日時:2018/07/1252210