年表

電池が登場したのは2000年前

初めに、水系リチウムイオン電池と調べても対して文献は出てこない。しかし、aqueous lithium ion batteryで調べると山ほど文献が出てくる。試しにgoogle schoorに水系リチウムイオン電池として検索すると438件しか出てこない。しかも、殆どに非という頭文字がつく。しかし、aqueous lithium ion batteryで調べると約 73,900 件で出てくる。もし、水系リチウムイオン電池を調べたいときは、aqueous lithium ion batteryで調べましょう

1994年にWu Liらがマンガン酸リチウムと酸化バナジウム、それに5Mの硝酸リチウムを電解液にした電池を発見した。(Rechargeable lithium batteries with aqueous electrolytes)
1995年にモリエナジーが同じ電極で、電解液5MLiClにLiOHのセルで実験し特許を出願した(特願平7-520286)
2000年にはJoachimKohler(LiV3O8: characterization as anode material for an aqueousrechargeable Li-ion battery system) にはLiCoO2 / LiNi1-xCoxO2固溶体(すなわち、LiNi0.81Co0.19O2)、アノード材料としてLiV3O8(酸化バナジウムと水酸化リチウムを焼いた奴)、および電解質として1 M-Li2SO4(またはLiCl)水溶液の組み合わせからなる電池セルを構築した。 1〜1.2 Vの出力電圧で、約45 mAh / g(アノード+カソードの重量)の総容量を得ることができました。安定性については、30回の充放電サイクル後も放電容量の70%が残っていると述べられている。
2007年Haibo Wang.ら(Electrochemical properties of TiP2O7and LiTi2(PO4)3as anode materialfor lithium ion battery with aqueous solution electrolyte)がアノードとしてTiP2O7またはLiTi2(PO4)3、カソードとしてLiMn2O4、電解質として5 MLiNO3水溶液で構成される水性リチウムイオン電池を製造しました。
2017年Sun, W.ら(Water-in-Salt” electrolyte enabled LiMn2O4/TiS2 Lithium-ion batteries)塩中水」電解質(H2O中21 m LiTFSI)でのTiS2アノードの高い電気化学的可逆性が初めて実証されたと述べられている。
東芝が水系電池を開発したらしい。

こいつを読むと上のほとんど書いてあるThe development in aqueous lithium-ion batteries