スタートアップセミナー 仁科・立花・伊藤研究および研究室紹介 レジメ
演題: 仁科・立花・伊藤研究室の研究紹介
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発表プログラム
1.研究室の概要 伊藤智博
2.研究室の学生による研究紹介
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活物質の種類とアルミニウムの炭素アンダーコートの有無がリチウム電池の内部抵抗に及ぼす影響 関口
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カーボンナノチューブを含む正極分散スラリーの分散度がリチウムイオン二次電池の接触抵抗に及ぼす影響 石川
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アセチレンブラックとカーボンナノチューブを使ったスラリーの最適化と活物質充填率向上 菅野
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表面処理を施したアルミニウム集電体と電極合材との接触抵抗 加藤
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実用アルミニウム箔を使った電気感受率と接触抵抗の関係 木戸
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フッ化被膜を持つアルミニウム箔を使った電気感受率と接触抵抗の関係 仲島
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2V級水系電解液電池の動作原理の解明と最適設計 黒澤
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2V級水系リチウム電池における炭素材料による酸素分解電圧の測定 浜津
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2V級水溶液系電池における電極材料の濡れ性と放電性能 樋口
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2V級水溶液系リチウムイオン電池はリチウムイオンが反応しているの? 小室
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汚泥(スラッジ)抑制のためのカーボンナノチューブを用いた金属回収装置の研究開発 本田
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電力自由化を目指した電池モニタリングおよび充放電制御システムの研究
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クリーンルーム稲作による高付加価値日本米を目指した室内型水耕栽培による稲の栽培研究
3.仁科先生からのお言葉
4.立花先生からのお言葉
授業の概要とポイント
10年間で電気化学を活用して,暮らしを豊かにしたい.TPPや電力自由化という環境の変化も視野にいれて,社会への貢献を目指す.新年度がスタートする3月,4月は,研究室の模様替え,5S,学生実験の準備を行った.
コバルト酸リチウム,マンガン酸リチウムのスラリーにアンダーコートを施すと内部抵抗が下がる.マンガン酸リチウムのスラリーのほうが,アンダーコートの効果が大きい.カーボンナノチューブを分散すると接触抵抗を低減できる.接触抵抗を式で説明でき,接触抵抗は電池を作っている材料の物性値で予測できる.アルミニウムの前処理1つで,接触抵抗は大きく変わる.
水の分解電圧は,1.23Vである.リチウムイオン電池でも2V級水系電池が作れる.なぜ,2Vもの高い電圧が保持できるかは,炭素なのか,バインダーなのか,活物質なのか,分散剤なのか,わからないので,実験で解明する.クリーンルームでの米作り,電力自由化における電力安定化および電力平滑化を目指した研究を進めている.
仁科教授は,「何が正しいのかを追及することが大学の使命である」と言っている.
研究室は主にリチウムイオン電池の研究室である.
授業をもとに自分で考えたこと(例)
(もちろん,加筆,修正もOKだよ)
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字が小さい!
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いらないものやごみの処分は,将来の自分にもふりかかることなので大切!
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なぜ水溶液で2Vの電池が作れるのだろう.
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スライドが見えない.
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将来の日本のために,よく学び,よく遊びたい.
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水の分解電圧の1.23Vを超えられないはずなのに,なぜ超えられるのだろう.
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技術力を付けて,今後の世界を支えますので,教えてください.