工業技術概論

✍ 工業高校の役割と立ち位置を図解してみよう

国民が憲法で保障した学問の自由と教育を受ける権利を、国家が定めたのが教育基本法です。 教育基本法で定める家庭教育、社会教育、学校教育の関係、 学校教育法で定める高校までの普通教育と大学での高等教育の違い、 地域を支える工業高校出身の技能者と、地域を超えて社会貢献する大卒の技術者の違い についてまとめてみましょう。

また、それらの関係を一目でわかるように グラフィカルアブストラクトにして図解してみましょう。


学校教育法

第八十三条  大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。
○2  大学は、その目的を実現するための教育研究を行い、その成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする

第九十九条  大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。
○2  大学院のうち、学術の理論及び応用を教授研究し、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的とするものは、専門職大学院とする。

出典:学校教育法

学校

表   1 .  学校
種類 学校 憲法
義務教育 小学校 普通教育を受けさせる義務 指導要領有り
中学校 普通教育を受けさせる義務 指導要領有り
高等学校 教育を受ける権利 指導要領有り
高等教育 大学 学問の自由 卒業研究、卒業論文有り
高専 学問の自由 卒業研究、卒業論文有り

技術者、技能者、科学者

表   2 .  技術者、技能者、科学者
人材 要求される能力 学問分野 目的 アウトプット
技術者(エンジニア) モノづくりのための 応用力と構想力 工学部卒(学卒)など
工学(エンジニアリング)
発明(インベンション)、 技術(エンジニアリング) 特許、実用新案、 工業製品
技能者(テクノロジスト) 技能 工業高等専門学校(準学卒)工業高校(高卒)など
工学(エンジニアリング)、 👨‍🏫 芸術(アート)
技術(テクノロジー) 工芸品
技能者(テクニシャン) * 技能 技能訓練学校など 技能、職人技
研究者(リサーチャー) 根本原理の発見のための知識や姿勢 博士号取得
全般
発見(ディスカバー) 論文
科学者(サイエンティスト) 根本原理の発見のための知識や姿勢と、観察と実験による実証論的手技。 理学部卒など
自然科学 (サイエンス)
発見(ディスカバー) 論文

技術を担うもの (engineering practitioner)は、知識の応用と構想力を中核能力とするエンジニアengineer、技能を中核能力とするテクニシャン technician、両者の中間的性格をもつテクノロジストtechnologistの三つの職務に分類されます。ざっくり言えば、エンジニアは工学系の学士課程、テクノロジストは工業高等専門学校、テクニシャンは技能訓練学校の修了者です。 * STEAM教育とは Science(科学)、 Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)のそれぞれの単語の頭文字をとったものです。 *

STEAM教育等の教科等横断的な学習の推進について

文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、 芸術、 文化、生活、経済、法律、政治、 倫理等 を含めた広い範囲でAを定義し、 各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。

STEAM教育等の教科等横断的な学習の推進について 👨‍🏫 職種


👨‍🏫 ワークショップについて

ワークショップを楽しみましょう 1 ) 。 グループ人数は、5〜6名とします。 4名以下にならず、7名を超えないようにしてください。

初対面の場合は、自己紹介をしましょう。 雑談をして、アイスブレイクしましょう。

リーダー(司会進行)を決めてください。 そのほかのメンバーの 役割(記録係、資料作成係、プレゼンター( 登壇者))を決めてください。

グループ名を決めてください。グループ名は任意です。メンバーの所属する組織の名前になります。 発表は、単著ではなく、共著となります。リーダーは、筆頭著者(ファーストオーサー)となります。

記録係は、試験答案用紙表面の最上部に、日付、授業科目名、グループ名を記入してください。 メンバーは、記録係に従い、役割、学籍番号、氏名を直筆署名してください。 その際、 筆頭著者を先頭に書き、登壇者の氏名の前には〇をつけてください。

討論を開始したら、記録係は討論の内容(議事)を試験答案用紙裏面に記録してください。

表面
日付(西暦) 試 験 答 案 用 紙 科目名 グループ名 グラフィカルアブストラクト 学生証 学籍番号、氏名 役割 学生証 学籍番号、氏名 役割 学生証 学籍番号、氏名 役割 学生証 学籍番号、氏名 役割 学生証 学籍番号、氏名 役割 学生証 学籍番号、氏名 役割
裏面
・討論内容 ・グラフィカルアブストラクトの下書きなど
図   1 .  答案用紙

討論がまとまったら、資料作成係は、試験答案用紙表面に グラフィカルアブストラクト に表現してください。グラフィカルアブストラクトは文章ではなく、 図版で表現した内容の概要図です。 グラフィカルアブストラクトは、板書しやすいように作図してください。 図は独立した著作物とみなされます。 図を描いた人は、図の下部に著作権のクレジット表示(©2026,氏名)を直筆署名してください。

学生証を配置し、役割、学籍番号、氏名を直筆署名して 答案用紙全体をを撮影してください。 撮影の際は、図の著作者の許諾をとってください。 撮影した画像は平常の学習成果物として、期末の 成績評価申請書の 平常点の申請に使います。 画像がない場合、平常点の申請はできません。 演題、グループ名、共著者名がわかるように撮影し、各回ごとの復習として画像をWebClassにアップロードしておくと便利です。

登壇者は、プレゼンテーションのイメージをしましょう 2 ) 。 メラビアンの法則を意識して、 非言語表現も工夫しましょう 3 ) 。

グループ名が指名された後で、じゃんけんなどで登壇者を決めるのは、授業進行の妨げとなりますので、 必ず、討論前に 登壇者を決めてください。

記名だけして、討論に参加しない場合、不正行為として扱うことがありますので、必ず討論に参加してください。 自分から参加できなそうな人には、積極的に声がけをお願いします。

無作為抽出で指名します。 指名された方が所属するグループで決めた登壇者に、 プレゼンテーションしてもらいます 4 ) 。

プレゼンテーションは、必ずグラフィカルアブストラクトを板書しながら、行ってください。 無言でお尻を聴衆に向けたまま、板書だけする時間をとることは避けてください。

質疑応答の際も、無作為抽出で指名しますので、指名された方が所属するグループのプレゼンターが質問、コメント、アドバイスをしてください。 ディベートとしての反対意見は、大歓迎です。

*


✍ 平常演習

平常演習の配点と取り扱いについて

平常演習の配点は、授業1回ごとに、一律加点です。 平常演習には、ワークショップ、意見交換、発表、質疑応答など授業時間内の学習活動を含みます。 そのほかに授業時間外の0.5時間の学習活動を含みます。 平常点は、学期末に WebClass の 成績評価申請書 に申告していただき集計します。

授業時間外の活動の一助としてWebClassへの提出を推奨します。〆切は講義後1週間です。 ただし平常点の加点は、授業時間内の学習活動も含みます。 WebClass への提出のみでの、平常点の申告はご遠慮ください。

WebClass への平常演習提出は、推奨しますが、必須ではありません。 提出されていなくとも、 成績評価申請書 に、各回の授業時間以外の0.5時間の取り組みが申告されれば十分です。未提出だからと心配することはありません。

成績評価申請書 では、それぞれの授業で何を学び身につけたかを申告してもらいます。 WebClass に提出したかどうかより、身につけることを優先してください。 授業で取り上げたトピックや、グループワークの意見交換の内容は、期末までノート 5 ) などに記録しておくことを推奨します。 逆に授業に参加していないのに、WebClassの出席や提出だけの場合は不正行為として扱うことがあります。 平常の取り組みだけで、「到達目標を最低限達成している。成績区分:C」となります。 評点が60点に満たない場合は、不合格となります。 欠席した場合、課外報告書へ取り組むことで挽回してください。 出席が60%に満たない場合、課外報告書を提出しても、単位認定できません。


◇ 参考文献


QRコード
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/52247/_99/q_192_KISO2024_07.asp
名称: 教育用公開ウェブサービス
URL: 🔗 https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/
管理運用 : 山形大学 学術情報基盤センター

🏫 学問の自由 は、心の自由。 大学では、精神は自由であらねばならない。(松木健三)
📆 20251028 明日からやろう!インピーダンス測定・解析
名称:C1ラボラトリー
URL:🔗 https://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/
管理運用 :
山形大学 工学部 化学・バイオ工学科 応用化学・化学工学コース
C1ラボラトリー ( 伊藤智博 ・ 立花和宏 ) @ 米沢

© 2002 -2026 T.Ito , K.Tachibana * , C1 Lab. ALL RIGHTS RESERVED.